・成長株には夢をかける
・割安株には安定的な収益を望む
企業というものはビジネスを手掛けて成長した後、その後は安定期に入って極端な収益変動がなくなるのが普通です。
どんなビジネスも必ず成熟し、永久に拡大を続けることは絶対にありません。
投資対象は成長している企業を望むのか、安定してる企業を望むのか。この色分けが「グロース」(成長株)、「バリュー」(割安株)と呼ばれるものです。
グロース株は業績の伸びを期待して投資するもの。バリュー株は「今の株価は投資価値を下回っている」と考えて投資するものです。
グロースは主に新興市場株や東証一部のIT(情報技術)関連株が中心であり、業績の増減率が大きなポイントになります。
一方、バリューは東証一部の鉄鋼、造船株と言ったオールドエコノミー銘柄が中心になります。PER、そしてPBR(株価純資産倍率、Price Book-value ratio)という指標が市場平均と比べて低いかどうかでその割安性が判断されます。
PBR=株価÷一株当たりの純資産
純資産とは、資産の総額から負債の総額を控除した金額を意味します。ズバリ、「純粋にその会社の資産といえる部分」です。1株当たり純資産とは、仮に企業が解散する事態となったとき、株主に1株当たりいくらもどってくるかを示すもの(あくまで名目上)となります。
PBRは企業の持つ資産的価値が1株当たり何倍まで買われるかを示すもので、これもPERと同様に数値が高いほど市場に評価されていることになります。
PBR1倍という数字は株価が解散価値と同額にまで売り込まれているという意味です。PBR1倍割れは「株価が解散価値以下に売られている」ということですね。基本的に株価は割安であるといえます。
PBR1倍割れは、理屈ではあってはならないことなのですが、市場が将来の企業資産の目減りなどを予期している、と説明することができます。
グロースで夢を掴むか、バリューで安定的な投資収益をはかるか、これもあなの投資プラン次第となります。
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